自作温室の作り方!100均・ペットボトルから本格屋外DIYまで

植物の冬越し対策に欠かせない温室ですが、市販のものは高額だったりサイズが合わなかったりすることも多いはずです。実は、温室は100均のワイヤーネットや空きペットボトルを使って、誰でも簡単に自作できます。この記事では、超簡易的なインドア温室から、木材とポリカ波板を使った本格的な屋外DIY温室の作り方までを徹底解説します。

目次

【結論】自作温室は100均の簡易版から本格DIYまで予算に合わせて作れる

温室の自作は、育てる植物の量や設置場所(室内か屋外か)に応じて、最適な難易度と予算を選択することが可能です。

観葉植物が数鉢程度なら、100均の材料を使ってワンコインで十分に機能する温室が作れます。一方で、庭に本格的な栽培スペースが欲しい場合は、木材やポリカ波板を使って数万円で頑丈な屋外温室を建てることもできます。

つまり、無理に高価な市販品を買わなくても、 アイデア次第で理想の温室は作れる のです。

予算1000円以内!初心者に最適な室内用ミニ温室の自作手順

まずは、工具がなくても数十分で作れる室内用の超簡易ミニ温室の作り方を紹介します。

ダイソーのワイヤーネットとPPシートで作る超簡易温室

100円ショップのダイソーで手に入る「ワイヤーネット」と「PPシート(ポリプロピレンシート)」は自作温室の定番材料です。

作り方は非常にシンプルで、4枚のワイヤーネットを結束バンドで箱状に組み立て、周囲にカットしたPPシートを貼り付けるだけです。前面はシートをマジックテープ等で開閉できるようにしておくと、日々の水やりや風通しの管理が楽になります。

総額800円前後で、棚板付きの 立派な多段ミニ温室 が完成します。

ペットボトルを再利用したプランター用の個別ミニドーム温室

鉢植えやプランターが1つだけの場合、空きペットボトルをリサイクルした個別カバー温室が最も手軽です。

2リットルの透明な炭酸飲料のペットボトル(凹凸が少ないものがベスト)の底をカッターで切り抜き、そのまま植木鉢の土に被せます。キャップを外しておけば自然な換気口になり、キャップを締めれば完全に密閉して湿度と温度を高めることができます。

まさに 究極のゼロ円温室 であり、寒さに弱い幼苗を守るのに最適です。

屋外に設置!木材とポリカーボネートで作る本格DIY温室のステップ

ベランダや庭で本格的に観葉植物を冬越しさせたい場合は、耐久性のある木製フレーム温室に挑戦してみましょう。

強風に耐える木製フレームの設計と組み立てのコツ

屋外に設置する温室は、風や雪に耐えるための頑丈な骨組みが必須となります。

ホームセンターで安価に入手できる「2×4(ツーバイフォー)材」などの木材をカットし、木工用ビスで四角い骨組み(フレーム)を組み立てます。木材には事前に屋外用の防腐・防カビ塗料を塗っておくことで、湿気による腐食を長期間防ぐことができます。

扉の部分には丁番(蝶番)を取り付け、しっかりと閉まるラッチ(留め具)を設置するのが 暴風対策のポイント です。

採光性と耐久性に優れた「ポリカ波板」の張り方とビス留め

温室の壁と屋根には、ガラスの代わりに軽くて強度の高い「ポリカーボネート波板(ポリカ波板)」を使用します。

波板をフレームのサイズに合わせて金切りハサミでカットし、傘釘やポリカ専用ビスを使って骨組みに固定していきます。波板を張る際は、波が重なる部分に防水テープを挟み込み、上から下へと重ねることで雨水の侵入を完全にシャットアウトします。

ポリカ波板はアクリルや塩ビに比べて紫外線による劣化が極めて少なく、 10年以上も長持ち します。

【話のネタに】ゴミ袋と段ボールだけでも冬越し用の緊急温室は作れる!?

急な寒波がやってきて植物の保護が間に合わないとき、家庭にある「段ボール」と「透明ゴミ袋」で即席の緊急温室が作れます。

段ボール箱の中に植物を敷き詰め、その上から45リットルの透明ゴミ袋をすっぽりと被せるだけです。段ボールは空気の層を含んでいるため抜群の断熱効果を発揮し、透明ゴミ袋が光を取り込みつつ外気を遮断します。

見た目は格好悪いですが、これだけでも 植物の生存率は劇的にアップ します。

【Q&A】温室の自作に関するよくある質問

DIY温室で一番安く作れる素材は何ですか?

室内用であれば「段ボール」と「透明ビニール袋」、または100均の「ワイヤーネット」と「梱包用プチプチシート」を組み合わせる方法が最も安上がりです。

屋外自作温室の台風・強風対策はどうすればいいですか?

温室自体が風で飛ばされないよう、コンクリートブロックを重りにするか、地面に金属製のアンカーを打ち込んでしっかりと固定してください。また、台風の際は扉や天窓を完全に密閉し、内部に風を入れないことが破損を防ぐ鉄則です。

100均素材で作った温室の寿命はどのくらいですか?

室内で使用する場合は2〜3年は問題なく使用できます。ただし、屋外の日光や雨風にさらされると、ビニールやプラスチックシートが1年未満で紫外線劣化して破れてしまうため、屋外用にはポリカーボネートなどの耐久素材を使いましょう。

まとめ:自分の環境にぴったりの自作温室で植物の冬越しを成功させよう

温室の自作は、身近な素材を使ったアイデア次第で、驚くほど低コストで始めることができます。

自作温室を作る上で、そもそも温室がなぜ暖かくなるのかという物理的メカニズムについては 温室が温まる基本的な仕組みはこちら を参考にしてください。また、自作が難しいと感じた場合は、市販のおすすめ簡易温室を比較した おすすめの家庭用ミニ温室の選び方はこちら もチェックしてみましょう。

手作りの温室で、愛着のある植物たちを冬の寒さから守り抜きましょう。

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